夏が刻一刻と迫っています。私は服が少ないので「衣替え」というイベントはありません。
だけど、引越しをしてモノが少ない中でどうやって夏を快適にそして豊かに乗り切るか、頭をひねらせています。
すきま時間を利用して、京都まで半日ひとり旅。ひとりで思い巡らせ過ごす、私の贅沢時間です。
老舗の多い京都の街で1人てくてく歩きながら、ミニマリストの夏支度について、考えていました。
夏らしいもの探し
引越しをしてモノをたくさん捨てたので、季節モノを持っていないと気づいた私。扇風機も壊れ、エアコンもないので、なんとか過ごす方法を考え中。（これは優先度が高いもの！）
▽扇風機が壊れた話はこちらに。私は浴衣を持っていないし（娘は1着ある）、私はサンダルやミュールなんかも持っていません。（これは暮らしを楽しむためにあったらいいもの！）
▽引越し前に捨てた靴はここに画像が残っていました。 せっかくやってきた季節を楽しむ。これって豊かなことですよね。（3ヶ月もすれば次は秋がやってきます！）ここは老舗の多い京都の街。
昔ながらのモノづくり、伝統的な雰囲気。モノについて思いを巡らせます。
無くてもいいけどあったら嬉しいもの
夏らしいアイテムを持たない私は、京都の商店街をウィンドウショッピング。ここは私のお気に入りの雑貨屋さん。
私この度初めて知ったのですが、この雑貨屋さん、なんと創業205年。桁がひとつ間違えているのではないか？と思うほど。創業、にひゃくごねん。
初めは紙問屋だったそうですが、現代はそこから発展させてインテリア、服、キッチン、美容用品など全般を扱う（しかもアイテムが厳選されている）店へと変化しているとのことでした。
目移りするほど可愛い夏小物を手にとって、素敵だなぁと思ったり。雑貨って間違いなく。「無くてもいいけど、あったら幸せな気持ちになるもの」。
そこで私の夏の定番アイテムを・・発見。
蚊が出てくる前に買っておこうと蚊取り線香を購入。この菊花線香は農薬なし、合成着色料なし。ナチュラルな香りがお香のようで気に入っている、私の夏の定番。
私は娘を夏に産んでいるので、当時なるべく身体に優しいものを、と思い、初めて菊花線香を買ったのがもう12年も前の話。
12年経ってもやはりいいものはいい。こうやって大切なモノと出会えることは嬉しい。あの夏を思い出すなぁ・・。
捨てた先にあるのは・・
捨てた先にあるのは「厳選したモノとの暮らし」。季節のアイテムを厳選して少しだけ持って。季節の豊かさを受け取って。
そんな暮らしを作って行きたいな、とこの京都の街で改めて気づかせてもらいました。
本当は風鈴も欲しいと思ったのですが、いやいや衝動買いはやめておこうと気を引き締めました。
買うなら毎年楽しむために家族で気に入った風鈴が欲しい。
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たくさん捨てる経験をしました。捨てる苦しさも捨てる気持ち良さも経験しました。だからこそ、買うことに対して慎重な自分に、少しは近づけたのかもしれない。
やってきた新しい夏を、少しのお気に入りのものと共に楽しみたいと思います。
