贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

自分を喜ばせてる?ミニマリストの私が自分のためだけに買ったもの。

ミニマリストは最小限主義だから、いらないものは徹底的に排除!合理的!無駄を嫌う!お金を使わない!

そんなイメージが何年か前はあったようですが、いらないものや不必要なものを排除した「先にあるもの」を大切にしているのがミニマリストさん達です。(超ざっくばらんに説明しました)

今朝の光と風も眩しくて。美しい。

今朝の光と風も眩しくて。美しい。

ミニマリストになる前は買えなかったけれど、ミニマリストになったからこそ、買えるようになったものがあります。

それは「お金が増えた」から買えるようになったのではありません。自分が「どう生きたいか」が見えるようになったから、買えるようになったんです。
 

ミニマリストになる前の買い方は

正直にいうと本当に欲しいものが何なのか全然分かっていませんでした。

その時欲しいと思っているように感じても、実際に手に入れたら魅力を失い、「いらないもの」に変わってしまう。ものは変わってないのに心が変化しちゃうんですね。

そんな買い方をよくしていました。それってなぜだろう?なぜなんだろう?っていつも思っていました。

でね。気づいたんです。「誰かと比べて欲しい」と思っていたり「誰かによく思われたくて」買ってしまうと、魅力って失ってしまうんだ!と思いました。

自分を喜ばせる買い物をする

5月といえばピオニー。芍薬!可愛いです

それは買い物だけではなくて、誰かに褒められたくてやる「行動」も一緒で。ようは他人の軸に合わせてしまった時。

無駄遣いは発生するのだと。気づきました。(欲しく無いものを買っちゃうのはお金の無駄遣いですよね。)

自分軸で生きられることの安心感

自分が欲しいものを買うためには、自分が欲しいものが何か、分からなければ買えません。

自分が欲しいものってなんだろう?その手がかりとなるのが「断捨離」「捨てる」となってきます。

「もの」には持ち主の感情やこだわりがぺっとりと張り付いています。

そうやって自分を覆ってしまっている見栄や世間体や「こうあらねばならない」という思い込みなんかを、ものを捨てる行為を通して解放して行くことができていきました。

まさに捨てるとはこだわりや囚われを外す自分だけの心の作業だということを。改めて・・実感。

こだわりを捨てて好きなものを買う

命は短いけれど香りを目一杯放って生きている!

私の大切にしているものとは

私は対人援助業務についています。これ、私にとってとっても大切なこと。

あなたと深く関わり、幸せになっていただくこと。それを通して私も幸せいただいただいているよ!あなたから!という私の大切な大切な役割。

だから、自分が十分幸せで満たされていることが大前提。だって疲れきった私が関わるより。家で十分に充電されて。

気力も体力も心も余裕も持ち合わせた私、としてあなたの目の前に現れることがとっても大切だと思っているのです。

自分が満たされてなければ人を満たすことは・・できない。

自分を幸せにしてくれる芍薬の花

あざやかさが眩しい。

昔の自分にはお花を買えなかった

大好きなお花を買うなんて。昔の私にはどうしてもできませんでした。

だってお花は食べられるわけではないし、寿命だってある。美しいけれど・・無くなってしまう。消えてしまう。そんなものにお金をかけるなんて、贅沢!そんな贅沢、自分にはできない。

勿体無い!欲しいけど!私にはふさわしくない!だって高価だし!こんなに美しいものを自分のそばにおくなんて。そんな「価値が私にはない」

心の中でそんな風に何度も何度も何度も。思っていました。

お花と一緒にスイートピーの香水も購入

お花と一緒にスイートピーの香水も購入

香水もそう。大好きなのに。店頭で。「あ、この匂い大好き!」と。なかなか気に入った香水なんて出会えないのに。

「大好き」と出会ってしまったら。出会った途端に沸き起こる「絶望感」。自分には手に入らない、自分にはその「大好き」を手に入れる価値がないって。思ってしまう、そんな私でした。

そうやって大好きなものを遠ざけて、他人が求める自分であろうとするから、ものを買っても幸せじゃなくて。

これは心理学的に言うと「無価値観」。幼いときの環境から否定的な感情が形成する妄想のこと。

そう、私。「自分に価値がない」って。いつの間にか無意識に思い込んでたって。捨てまくりながら気づいたんですよね。

そういった思い込みを捨てながら捨てながら、その感情から距離を置いて。客観的に見れるようにもなって来て。

そうして少しずつ。「いや、これ、思い込みだぞ?」「価値のない人なんていないぞ?」。そんな風に自分を、認めることができるようになって。

初めは勇気を出して花屋に行って小さなお花を買うことが・・出来ました。そうしたらすごく幸せ。心が満足して満ち足りる、という感覚でしょうか。味わったんです。数百円の花束で。

そうして今は自然と欲しい時に普通に、食料を買うくらい当たり前のこととしてお花が買えるようになって。

薔薇が好きで誕生日には必ず買う。もちろん自分のために。

薔薇が好きで誕生日には必ず買う。もちろん自分のために。

本当に少しずつ少しずつ自分を喜ばせるためのお金の使い方を知って。お金を使う喜びを知って。

そんなにたくさんのモノって本当はいらないんだ!自分の好きなものが少し、のミニマリストの暮らしがどんどん加速中・・。の今。

▼そういえば昨年も芍薬(ピオニー)を買っていました。

ちなみに香水の使い方は・・。カーテンにプシュ、プシュ、と吹きかけて。風に乗せるのが私の中で流行中!

部屋中がお花の香りに包まれる・・贅沢。

部屋中がお花の香りに包まれる・・贅沢。

自分を喜ばせることは本当には自分にしかできない。今回はそんな打ち明け話のようなお話でした。

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