贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

気づけば13年使っていたビクトリノックス。少ない物で暮らすコツ。

先日「使いやすい台所道具には理由がる」という本を買いました。ここに私が13年愛用しているナイフが「オススメ」として掲載されており、嬉しくなりました。

雑誌のおしゃれスナップに「クラスメイトの〇〇ちゃん、載ってるやん!」と発見した時の嬉しさに似ています。(わかりにくくてすいません。)

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読んでいるだけでワクワクする、私の参考書。

とても切れ味が良くて、軽くて万能なナイフなので、レビューしてみます。
 

ビクトリノックスのナイフとの出会い

ビクトリノックスのナイフ

ビクトリノックスのナイフ


子どもが生まれて間もない頃、山間の小さな街で暮らしていました。我が家は小さな庶民的な一軒家に住んでいました。

山間の一部が高級住宅地だったこともあり、庶民スーパーと高級スーパーが隣接していたり、100円均一(ダイソー)の横に小粋な雑貨屋さんがあったりしました。

要は庶民的な店あり、こだわりの店あり。そんな変わった街だったのです。ある雑貨屋さんで見つけたこのナイフは1200円でした。

夏だったため「トマトの育て方」について雑談していた私に(当時野菜が好きすぎて、育てていた)

「トマトを美味しく食べるコツ」と言って、店主が勧めてくれたのがこのナイフでした。

13年経っても消えないロゴマーク

どういう意味かと尋ねた私に教えてくれたのが「いかに美しくまっすぐにトマトをスライスできるかで味が変わる」と。

このナイフは「トマト」「パン」「チーズ」など柔らかくて切りにくい素材を美しく均等に薄切りできる、ナイフだったのです。

それから今も現役で活躍する一番選手。他に包丁は持っているのですが、私はこれしか使いません。十分なんですね。

このナイフのいいところ

いいところしかないのですが

・手頃な値段(1200円くらい)
・軽い
・丈夫
・切れ味が全く劣らない
・手入れが簡単
・持ち運び便利
・デザインが可愛い

上げだしたらきりがありません。デメリットをあえて書くと

・かぼちゃを切るは難しい(短刀で薄いから)
・ジャガイモくらいなら大丈夫

厳選アイテムだったのだと気づく

近所で買った使い勝手のいい、我が家のナイフがこんな形で紹介されていて嬉しくなりました。

気づかないほど私の暮らしに寄り添ってくれていた。そのありがたみに今回気づくことができた。一生使い続けたい大切なナイフです。

少ないモノで暮らすコツは

結局、これさえあれば大丈夫、と思えるタフで扱いやすく、長期間寄り添ってくれるモノを暮らしの相棒にすることなのかもしれないな、と思いました。

ちなみに、このビクトリノックスを購入した雑貨屋さん、店主がご高齢のためお店を閉めてしまい、もう伺うことはできません。

だけど購入したこの温かなエピソードを私は忘れることがないでしょう。それが雑貨屋さんで人を介して購入する楽しみでもあります。

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「長く多くの人に愛用されているアイテム」にはきっと長く使い続けられる理由があるのだと思います。

そういうモノとの出会いを楽しみに、ミニマリストライフを続けて行きたいと思っています。