贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

ふつふつと湧いた物欲を阻止してくれたのは「MUJIlabo」のこの言葉でした。

すっかり季節が秋めいてきて、衣替えの季節ですね。

まわりの同僚もすっかり秋支度をはじめ、装いも秋色に変わってきました。

そんな同僚の素敵な秋服を見ていると「秋に着れる薄着のコート、私も欲しいなぁ」なんて思いが湧いてきました。

つい仕事帰りにふらりと寄った「無印良品」。様々な服を物色し・・。カゴに何点かの洋服を入れたりしたけれど。

それでも洋服を洋服棚に戻して、何も買わずに帰ることが出来たのは、無印良品内で出会った、こんな言葉のおかげでした。
 

断捨離実践中の心の変化


断捨離を続けて1ヶ月が経過。衣類を中心に今は断捨離実践中です。モノが少なくなってきた途端に出てきたのがコレです。

そう。「物欲」。

次なるアイテムが欲しくなってしまったのです。

「着ない服を捨てた分、着れる服(心地良い服)が欲しいな、買い替えならいいよね」

「少し買ってもいいよね、捨てたんだし」

「同僚のコート素敵だったな。あんなのあったら便利だろうな」

という私の心模様。

隙間ができた途端、埋めたくなってしまう、人の心理に見事にハマって、無印良品へふらりと寄ってしまったんですよね。

これって、ダイエット中に無意識に、なんとなく、お菓子をひとくち食べてしまう心理にも似ている気がします。

MUJI labo は暮らしの実験室なんだとか。


私の行った無印良品は「衣類」「文房具」「MUJI to GO」「家具」「Meal MUJI」など色々なアイテムが取り揃えてあり、カフェも併設されている大型店舗。

そこにMUJI laboがありました。MUJI laboは新しい暮らしを提案する実験室で、ほんの少量の衣類がアートのようにディスプレイされていました。

不思議な服だなー・・。と思いながら眺めていたら、いまの自分に語りかけるような素敵な言葉が目に飛び込んできました。

MUJIlaboの壁に書かれた言葉

隙間がないほどにぎっしりと服が並んだクローゼットよりも、自分の生活に寄りそう、ほんとうに必要なものを数点だけ、ゆとりをもってしまっているクローゼットに豊かさを感じます。

服は本来、たくさん持つ必要はないのかもしれません。

飾り立てるファッションから距離を置いた、実験室。ここから、将来の無印良品のベーシックが生まれます。

(MUJIlaboより抜粋)


ね。素敵だと思いませんか。

私これを読んで「はっ」と我に返りました。そしてカゴに入れていたアイテムを棚に戻し・・。

あらためて「捨てきるまで買わないぞ」と心に誓ったのでした。

まとめ


MUJIlaboってコンセプトは素敵なんですけど、いまの私には「結構いい値段のする服」なんですよねー。(笑)

いつか厳選した一枚として「MUJI labo」の衣類が取り入れられたらいいなと夢見つつ。しばらくは断捨離の日々が続いていきそうです。