仕事をする上では段取りや準備はとっても大切。試験のために準備をしたり会議の資料を集めたりしますよね。だけどダイエットには見切り発車が大切だと言えます。
なぜなら、頭で考えているだけでは絶対に痩せないから。やってみて結果が出ると楽しいのがダイエット。痩せるための行動をまずは始めてみませんか。
立派な準備はいらないよ!
ダイエットを始めるのに特に準備はいりません。2年ほど前、私は2ヶ月で10kg痩せました。その時のことを振り返りながら、今回もダイエットをしているのですが、やはりその時も、今回も特に準備はしませんでした。
ダイエットをとりあえず始めてしまって、それから必要だと感じたものを準備して行きました。
ランニングをしようとする場合を例にあげると、毎日どのルートで何キロ、それを何日繰り返す、など計画を立てると計画だけで満足してしまうことがあります。
それよりもとりあえず走り出してからルートを考える、体調を見ながらゴールを決める。
たとえ途中でやめてしまっても、走った分だけの効果はあります。無駄ではありません。その方が欲しい結果は手に入ります。
知っとくといいよ「作業興奮の原理」
ドイツの精神科医「クレペリン」はまずはやって見ることでやる気が出てくる人の原理を「作業興奮の原理」と呼びました。
まずは身体を動かしてみることでやる気ホルモンであるドーパミンが出て、スイッチがオンになってくれるのです。
車でもエアコンでもそうですが、動き出す時に一番エネルギーが必要です。しかし一度動き出すと、スムーズですね。
やる気に関係している脳の部位は「側坐核」です。ここはどれだけ計画してみても、思い描いてみても、活動してくれないのです。要はやる気に繋がらないのですね。
そのかわり、体を動かす(やってみる)ことで側坐核が活動しやる気ホルモンである「ドーパミン」の分泌に繋がります。
一度ドーパミンが出てくれると、そこから持続していけるのです。だからまずやって見ることは人の体の原理からみても、理にかなっていると言えますね。
まとめ
まずはやって見よう!というのが、今回の記事で言いたいことです。まずやってみることの効果は上に書きましたが、何より「計画倒れ」せずにすみます。
またルールに縛られる窮屈さもありません。後先考えず、ジャバーンと海に飛び込む気持ちよさがそこにはあります。
飛び込んだ先で見える景色は、やって見ないとわかりませんし、後戻りだってできます。要は行動するのになんのリスクもないのです。
むしろ、思っていながら行動しないことの方が、リスキーなのかもしれません。とりあえず「やっちゃうこと」おすすめですよ。