何も置かない空間はスッキリさっぱりとして好ましいです。
でもどうしてもモノを置かなければいけない場合は?どのように配置すれば空間を生かすことができるのか。どのようなモノを選べばいい?
そんなことを考えながら毎日この家で生活しています。
例えばこの洗面器。モノをひとつでも置いてしまうと、次々にモノを持ち込んでしまう、うちの家族の性格を考えると。
たかが洗面器。されど洗面器。いかに目立たないように(空間を圧迫せず)、しかも使いやすく、美しく配置できるか。
ミニマリストではない家族に「この綺麗な状態を保とう」と思ってもらえるか。
知恵と工夫を駆使して、私なりの配置を考えました。
モノは無地で淡い色を選ぶ
上に上げた洗面器の写真。これは今我が家で使っているものです。ニトリで買いました。
どこにでもある洗面器なのですが、3つのこだわりがあります。それは「文字が入らない」「無地である」「淡い配色を選ぶ」。
もうノイズとなるものを全て排除したデザインを選んでいます。文字が書いてあると(ロゴなど)どうしても読んでしまうし、左脳を働かせてしまいます。
想像力を高めたりリラックスできるのは右脳の力。お風呂は癒しの場所。リラックスできるための環境を全力で作ります。
そのため、できればロゴなどは無い方が好ましいです。
無地であることと淡い配色は、空間を圧迫しないため。空間が主役で、モノは脇役。だから空間に馴染むカラーを選択します。
私「透明」って好きです。モノなのに色が無い!存在してるのに見えにくい。最高です。
引っ掛けるため?か穴があいています。配置するときにこの穴を活用するのも一つの方法ですね。
今ある環境を活かす
せっかく洗面器に「穴」が開いているのでこれを活かしてS字フックで吊るす方法を実験しました。
棚に吊り下げてみました。どうでしょうか。存在感がありますね。棚は一時的なモノ置き場として活用中なので、ここだと体を洗うとき邪魔になりそうです。湯船からも遠いですし。
▼バスルームには何も置かない、を実践中。こちらの記事で触れています
蛇口にかけてみました。S字フックとジャストサイズの太さだったので上手く収まってくれたかな。湯船のそばなので位置は先ほどより良いかもしれません。
ただとってもかけにくいです。洗面器がゆがんでいるの、お分かりでしょうか。壁に当たってスッとかけることができません。
どちらも素敵なんですけどね。今ひとつ。ジャストフィットとはいきません。
そこで洗面器についている「穴」をわざわざ活用するのをやめてみました。そしてバスルームを見渡してみる。すると・・・
S字フックを使うのをやめて、すでにある蛇口の形状に合わせて、洗面器の柄の部分を立てるようにして配置してみました。
S字フックを使うより簡単で、スッキリしたのでは無いでしょうか。
私は神社仏閣が好きなので、家が神社仏閣のような澄んだ空間だったら素敵だなーといつも参考にしています。
今回は神社にある手水舎を参考にアイディアが閃きました。
参拝者が手を洗い身を清めるために、杓子が水のそば、手の届くところに必ずあり、すぐに水が掬えるようになっていますよね。
湯船に浸かる前にかけ湯をする。ぴったりの場所と配置に思えませんか?ここに決定です。
▼お心遣いが嬉しいです
読んでくださりありがとう▲
空間とモノが仲良くできる配置が一番気持ちいいですね。しばらくこの配置で試してみます。不具合があればまた使いやすいように変えていきます。
透明アイテムは本当にオススメです。よかったら参考にしてみてください。