贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

ミニマリストの100個チャレンジ

「THE 100THING CHALLENG」という本がある。日本語に訳すと100個チャレンジ。副題として「生きるために必要なモノはそんなに多くない!」とある。あるミニマリストの実践が書かれた本だ。

 

私はこの本を読んだ時、とてもワクワクした。実は私は過去に、自分の持ち物を数えようとチャレンジしたことがある。ファッションアイテムから数え始めたのだが、その途方もない量に心底うんざりした。内訳はこうだ。

・服49着

・小物22アイテム

・靴8足

・カバン9個

・アクセサリー9個

1年365日を過ごすのに実に97アイテムものファッション(とその雑貨)を持っていたのに心底驚愕した。「こんなにもモノを持っていたのか」と。そしてこれ以上数えるのをやめてしまった。ファッションカテゴリだけでも約100アイテムあるのだ。美容アイテム、本、仕事アイテム、など数えなくてもわかる。「私は数えられないほどのアイテムを持って生活している」ということが。


うんざりはしたけれど、それが分かったことが、このチャレンジの大きな意味だったと、今はわかる。

「チャレンジとは、自分の能力の範囲内でありながら、達成するにはその能力をぎりぎりまで引き伸ばさなくてはならない行為だ」 「100個チャレンジ」デーブ・ブルーノ

 

家のサイズぎりぎりまでモノを溜め込むか。それともアイテムを100個以内にするために自己の能力を引き伸ばすか。中立、真ん中、中庸はない。あるのは今日1日でモノを「増やしたか」もしくは「減らしたか」のどちらかだ。

 

いつかこのチャレンジに私はトライするだろう。「100個の世界」「100個の景色」を眺めてみたいと強く強く、思っている。