贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

災害時にいつものモノを食べることで、安心できると気付きました

大阪の地震から暮らしを整える日々が続いています。今日は先日購入した災害時の備えとしての食料を公開します。
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そしてどんなモノを選べばいいか、日常生活で食べながら備える方法をお伝えしていきます。
 

私はミニマリストなので、必要最小限のモノで生活するのがベストだと思っています。災害時の備えも最小限で賄える量を持とうと考えました。

購入した基準はライフラインが3日停止した場合を予想した「とりあえずの3日分」です。

もしもの時にいつもの暮らしを

災害時に私が感じたことは「いつもと同じ暮らしがしたい」という思いでした。

「非常食」と聞いて、一番に思い浮かぶモノ‥。私のイメージは、缶詰に入った「乾パン」でした。

非常時に食べる食事に「美味しい」というイメージが無かったのです。「我慢して美味しく無いものを食べる」という貧相なイメージしか持っていませんでした。だから「非常食」という備えを後回しにしてきたのですね。

しかし工夫次第で災害時でも自分たちらしい暮らしはきっと実践できます。

私たちは買い出しの時に「日持ちするもの」「温めなくても食べられるもの」そして何より「食べたいもの・好きなもの」を購入することにしました。

私たち家族が購入した食料とは

カレーが大好きな夫が選んだものは「レトルトカレー」または「カレー味の鯖」。

私は大好きな「魚」を、和のテイストで普通に食べたい。つまり和食が食べたいということで、秋刀魚の缶詰を購入。しょうが醤油やごま醤油のテイストが食欲をそそります。

こどもが選んだものは大好きな「スイートコーン」と、「ツナ」を選択。

マヨネーズをチョイスするだけでパンに挟んでも、クラッカーにのせても、シーチキンツナおにぎりにしても楽しめる、こどもの好きないつもの食事です。

カップラーメンは買わなかった

便利そうに見えたのですが、水がたくさん必要だなぁと思ったので購入しませんでした。また、カップ麺はごくごく、ごくたまにしか食べないので、あまり選択肢には無かったです。

「食事から安心感を得よう」と思うと、やはりいつも通りの食事が食べたい。また、好きなものを選びたい。災害時こそ普段の食事に近いものが安心できると、心から感じたのです。

スイーツはホッとする

意外と甘いものが食べたくなるのが、災害時。心配と不安という状況で、身体と心が消耗しているからでしょうか。

こどもは好きなフルーツの缶詰を。私はプリンと羊羹を選びました。普段から好きなスイーツです。

ローリングストック法を取り入れる

食べながら備える方法、ローリングストック法を聞いたことがありますか?直訳すると備えを回転させていく方法。

どのようにするか簡単に説明すると、備えた食品を普段の食事として定期的に消費していきます。そして、食べた分だけ買い足していくのです。

今回購入した食料も、うまくこれからの日常の暮らしで消費し、また買い足して行くつもりです。今回備えた食料を「災害時のもの」と決めつけてしまうのは、勿体無いからです。

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災害時の備えをしていたら、いつの間にか賞味期限を過ぎていた‥なんて、モノを殺すようなことはしたく無い。

地震の多い日本で暮らして行くには、「もしも」の時が必ずきます。その時に生かされる、「暮らしの技」こそが、本当の備えなのかもしれませんね。

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