美顔器を捨てました。正確にはスチーマーですね。美顔器を断捨離するには理由がありました。
どの家にでもある生活用品で、スチーマーの代わりができるとわかったのです。
一年前にスチーマーを購入した理由とは
捨てる前に、なぜ購入したのか、という話です。
私の友人が、エステサロンを開業しました。その際、友人の練習台をしていました。フェイスメニューを考えるのに、意見をくれる友人の言葉が必要だったようです。
普段エステにはよっぽどのことがないと行きません。
「よっぽどのこと」とは例えばエステの券をプレゼントされたとか、友人に誘われたとか、海外旅行中にちょっと経験のためにやってみようとか、そういう理由がないと行かないという位置付けです。
日常ではないのですね。だけど友人にやってもらったメニューの中で、スチーマーがとても気持ちよかったのです。
スチーマーとは加湿器のようにもくもくと水蒸気の出る美顔器のひとつです。
効果は、血行を良くし、肌の表面を柔らかくし、また毛穴を開かせてくれます。それがエステメニューの「クレンジング」を促進してくれます。
「肌のため」というより「リラックスのため」に買ってみようと思いました。
リサイクルショップで購入した
買ったスチーマーはとても小柄なもの。900円で購入しました。リサイクルショップで購入した理由は、とりあえずの「お試し感覚」だったから。
とりあえず安くで手に入れて使って見て、それで気に入ったらいよいよ本格的なものを買えばいいや!という考えでした。
美顔器って毎年新しいものが出るようで、数年前のモデルはランチくらいの金額で手に入るのですね。
ミニマリストの私はこれで十分と思いました。しかし毎年新しいモデルが出るということは需要はあるのだろうな、と想像できました。
女性の美容への関心は高いので、どんどん新しいものが欲しくなるのかもしれません。
スチーマーを使って見た感想は
とにかく気持ちよかったです。付属の計量カップを使い、スチーマー本体に水を入れ、スイッチを押すだけ。ボタンはオン・オフのみです。
毎日10分程度使用していました。顔色も心なしか少しクリアになっている気がしました。
自分の思っていた通り「リラックス」になりましたし、スチーマーは今でも大好きなアイテムです。
スチーマーいらずに気づいた瞬間とは。
気に入って使っていた割に、不必要と気づいたのには理由があります。
それは「旅行」です。旅行中スチーマーはもちろん持っていけません。しかしある国内旅行中、夜に何とかリラックスしようとしていた私は、スチーマー代わりに「温タオル」を顔に乗せてみたのです。
温タオルとは、タオルを熱めのお湯で浸したり、水で濡らしたタオルをレンジで温めるだけと、あったかいタオルのこと。
するとスチーマーと匹敵するほどの「リラックス感」がありました。
しかも顔だけでなく、首に温タオルを巻くと尚更気持ちいい。
フェイスタオル2枚分あれば、首から上がホカホカになり、顔だけでなく首や目の周りのコリもほぐれる感覚がありました。
「これ、スチーマーよりイイ!」と気づいた瞬間でした。
そして、スチーマーはお蔵入り
そしてスチーマーを家で使う頻度は減り、今年の夏以降はお蔵入りしていました。
そんなエピソードを思い返しながら今回断捨離に至りました。
まとめ
「必要は発明の母」と言われますが、それを感じた経験でした。旅に出ると少ないもので対処せざるを得ないので、いろんなアイディアが浮かびます。
それを日常生活で取り入れると、ミニマムライフの助けとなる。そんなことを思いながらの断捨離でした。