春に引越しをしてきて、エアコン無し生活を続けていました。無事エアコンを購入し、到着をワクワクしながら待ちわびているところです。
今年は夫の部屋にエアコンを1台だけ購入、取り付けることにしました。
我が家は共働きなので、日中はあまり家にいません。
私の寝ているリビングは風が一番よく入るので、朝夕は涼しいし、天井が高いから非効率だと感じて、今年度は購入を見送りました。
夫の部屋は一番風が入らず寝苦しいので、夫のために。
久しぶりに出向いた家電量販店は、勉強になることだらけでした。
安いもので十分!という気持ち。ミニマム好きってお金が最小限で済むから・・改めていいなぁと思いました!
久しぶりの家電量販店
家電量販店に夫と出向き、まずこの圧倒的な活字量にやられてしまいました。強すぎて眩しすぎて、身体に刺さるよう。
物欲を刺激するためか、これでもかと言わんばかりのすごい情報量。私の思考能力はすぐさま働かなくなってしまいました・・。
「手頃に買って早く帰りたい・・。」
ありがたいことに親切で若いスタッフさんが声をかけてくださったので、思考回路がストップしている私は、希望をお伝えし、助けてもらうことにしました。
去年のものはもう古い
最新のエアコンは15万ほど。(誰が買うんだろ?)去年のものは 6万円弱でした。
家電は年々新しいものが開発されて、少しずつ質が良くなっています。ここでいう質とは「新しい便利機能」のこと。
それが付加価値となって値段が上がるのだと分かりました。
「新しい便利機能」がつけばつくほど高価なのですね。
結論を先に話すと
私たちは温冷機能のついた型落ちしたエアコンを書いました。それが手頃で、十分だったからです。型落ちしたエアコンと言っても去年のものです。
機能だって十分すぎるほどついています。私たちが求めていることは、部屋を冷やして、除湿してくれればいい。欲を言えば、タイマーがついていればそれでもう十分なんです。
話を戻して付加価値とは?
型落ちした一番手頃なエアコンを選んだ私に「節電、省エネ効果は無いけどいいですか?」と教えてくれたスタッフさん。
どういうことかと詳しく聞くと「節電省エネ機能付きエアコンだと、1日18時間運転を、9ヶ月続けた場合、15000円ほど安くなりますよ」とのことでした。
まず。そんなにエアコン使わない!それは本当に節電なのかな?という疑問が湧いてきました。
まずエアコンをつけないことが一番の節電省エネなのでは?という思いをぐっとこらえて「その機能はいらないです(笑顔)。」
続いて。「フィルター掃除機能も無いですけど、共働きなら掃除機能があったほうが便利なのでは?」とのこと。
こちらも詳しく聞くと「フィルター掃除機能有り、のエアコンを買うと夏・冬に1回ずつの掃除ですみますよ。機能がない場合は2週間に1度の掃除が必要です。」
とのこと。これが付加価値なのか・・。と同じ現代で暮らしているにも関わらず、タイムスリップしたような気持ちになりました。
「私は掃除が好きだから、その機能もいらないです。(笑顔)」
そして特別機能なし!のエアコンを買うことにしました。
不便な暮らしは掃除が楽しい。
忙しい現代では「掃除は無い方がいい」という流れなのかな、と思いました。確かに大きな家、各部屋にエアコン、では掃除大変ですもんね。
我が家のようにたった1台のエアコンでやっていく家族って少ないのかもしれません。
だけど掃除って楽しいです。掃除をしていると、汚れたものが綺麗になる気持ちよさ
を感じられます。
自分の空間を自分で綺麗にしている満足感も手に入るし、そのモノに対しても愛着がわいてきます。
山登り一回分くらい?の爽快感と満足感と達成感が手に入るのに、便利機能によってそれが失われるのでは?と思ったのはモノが少ない暮らしの影響でしょうか。
▼私の簡単掃除の記事はこちらです。バスルーム編▼ ▼ミニマム洗面台掃除編▼▼来て読んでくださり嬉しいです。
お気持ちのクリック、ありがとう▲
正しい悪い、ではなく要は価値観、なんですよね。きっと。50台もあるエアコンの中から我が家にぴったりのお気に入りの子を選べばいい。
誰が1位でもなく誰が50位でもなく。親切に便利機能を教えてくれたスタッフさんのおかげですごく勉強になりました。
ネットで買わず、お店で購入するメリットは「人から教わる情報」にあります。手間ですがこれからも目で見て購入していきたいな。
そして付加機能は我が家には必要なくて、少ない家電を大切に使って暮らすことが、私たちにはとても楽しいのだ、と身に沁みて感じることができたのです。