贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

女性ミニマリストが考える快適な旅の持ち物とは。実体験レビュー

ストレスの発散方法、リフレッシュ方法はいろいろありますが、ミニマリストの私は、時々自分にとって心地よいことに時間とお金を費やすようにしています。

そのひとつは「旅行」です。しかもできる限りミニマムコストで楽しみたい。
タイトルと厳島神社
今回の旅の総合計は15000円プラスアルファ、と言ったところ。

主婦であり、仕事もありますので、時間が見つかったらすかさず家族の了解を得て「弾丸」でびゅーんと行くことにしています。

今回の旅のテーマは「壮大な景色に癒される」こと。

今回は旅のレビューを兼ねて、ミニマリストならではの「旅行に持って行くもの」について実体験を記しておきます。
 

▼ちなみに前回記事で持ち物の全てを公開しています

6:00夜行バスを降りて広島駅に到着

前夜にバスで関西を出発し、車中泊を一泊しました。車中泊はリクライニングシートで眠るため、疲労感が取れにくいのがネックです。

しかし、時間が限られた中で旅行をしようと思うと、寝ている間に旅行先に到着できるのは大きなメリットです。

だから今回はなるべく快適に過ごせるよう工夫しました。しかし最近のバスはすごいですね。

椅子にフードがついており、視界が妨げられるためプライベート感が増していました。

またイヤホンでリラックス音楽を流し、騒音を避けるようにしたのと、大判のストールを毛布代わりにしたので、持っていってよかったと思いました。


【車中泊にて】
よかったもの→イヤホン、大判のストール

アイマスクもあればなお良かった!

9:00原爆ドームに到着

広島原爆ドーム

電車で移動し、ずっと行きたかった原爆ドームに到着。雨がパラパラと降って来たので、傘をさしました。

資料館や平和記念公園内の散策も出来ました。外国の方が非常に多かったです。


【市内地にて】
よかったもの→雨晴兼用折りたたみ傘、リュックサック

※資料館に行くと資料やパンフレットをもらうので両手は空いている方がいい!

原爆投下場所に置かれた百合の花

11:00フェリーに乗って宮島へ

フェリーに乗って宮島へ
フェリーで10分のところにある宮島。

世界文化遺産でもある厳島神社で有名なこの島は、全体が神様だとされているため、鳥居を島に建てられず、海の中に建てた、というのは有名な話。

電車に乗ったりフェリーに乗ったりと移動が多いので1日周遊きっぷを買うとフリーパスのように使えて、出し入れや切符を購入する手間隙が省略でき、快適です。


【移動にて】
買ってよかったもの→1日周遊切符
※フェリーは景色が良いものの肌寒かったので、ここでもストールが役立ちました!

12:00弥山の山頂目指してトレッキング

車中泊をして、朝から動き回っているので程よい疲れがあるけれど、やはりここまで来たら、島全体を見渡したい。

宮島に着いた後、まずは弥山に登ることに。そもそも計画してなかったのですが、外国の方々につられ、私も登りたくなったんですよね。

登山入り口まで送迎バスを利用し、山中ではロープーウェイを使ったにも関わらず、アップダウンの激しい山の中を外国の方々と一緒に歩くこと1時間弱・・。
弥山山頂からの景色
雄大な瀬戸内海の景色。これが見たかった〜。

ここにきて身体はかなりお疲れモードに。頂上の展望台で身体を休ませ山の上の澄んだ空気をたっぷり身体に染み込ませた後は温泉めがけて下山です。

行きは果てしなく感じる山道も、帰りはさほどでもないから不思議。


【トレッキングにて】
よかったもの→スニーカー、最小限の荷物で来てよかった

※身体が軽いと行動的になれます

14:30下山し温泉へ

厳島神社のそばにある湯流しのみの温泉へ。温泉は少しぬるめで塩っけのある湯。肌がすべすべになりましたし、登山の疲れが一気に癒えました。体がふわふわで気持ちいい!

その温泉に浸かりながら、壁に掲げてあった「温泉の由来」を読んで初めて知ったのですが、

古来、神社への参拝客は、温泉で身を清めてから神社へ出向く、というのがしきたりとしてあるですね。

まあ、どの神社でも鳥居の横に手を清める湧き水があるわけですし、清めてから入る、というのは納得です。ここでひとつ賢くなりました。

ただ、ここでひとつ反省が。

シャンプーや化粧水なども、自分で持ってきていましたが、アメニティーグッズもタオルも全て完備されていました。

せっかく事前に温泉を調べておいたのですから、アメニティグッズも把握しておけば、より荷物の軽量化が出来たと思います。


【温泉にて】
よかったもの→着替え

いらなかったもの→化粧水やシャンプーなど、タオルも
※可能な限り下調べしておくと、余計な荷物を増やさなくてすみますね

15:30遅めの昼食を

牡蠣のグラタン
旅の楽しみと言えばその土地ならではの旬のもの!

今回の旅ごはんの楽しみはなんといっても「牡蠣」でした。私が旅で一番お金を使うのもココ。

といっても、だいたい3000円あれば十分すぎるほど旬の味覚が堪能できるのも、郷土料理、地のモノを頂く魅力です。

関西で食べたら倍はするよな・・。とつい考えてしまう関西人の私。笑

牡蠣フライ

<レモンを絞っていただきました>

美味しく食べるためにお腹を空かせる、というのもとても大切なんですよね。

山を登り終えた疲労感を温泉と食事で癒した後は、いよいよ厳島神社へ向かいます。


【食事にて】
よかったもの→3000円くらいを予算と考えておく

※下調べをしておくと、ワクワクが増える

最後に厳島神社

厳島神社の鳥居

夕方潮が引いた頃を見計らい、いよいよ厳島神社へ。

海の中に佇む鳥居の光景は、よく旅行雑誌などで目にしますが、実際ここまで近づいて見ると、今まで見たどんな鳥居よりも大きく頑丈で、神々しかったです。

何より風が!磯の香りが!身体中を通り抜けて行きます。本当に本当に気持ちいい!の一言。

私は都会が好きですが、騒音や人混み、空気のぬるさや明るすぎる街、という自然とかけ離れた環境に少し疲れていたのかもしれません。

少しずつ蓄積されていたストレスが一掃された気がしました。

「幸せ」「ここまで来てよかった」。

神様の島と言われている訳がわかったような気がしました。


【厳島神社にて】
よかったもの→スニーカー

※防水効果の高いレインシューズでもよかったかも。

まとめ

1日遊びつくした私が
帰りの夜行バスではぐっすり眠ったことはいうまでもありません。(笑)

時間と体力の許す限り目一杯その土地を楽しみ尽くすために必要なモノのまとめるとするなら


【ミニマリスト流旅の持ち物は】
・軽く
・少なく
・機能的であること

と言えると、今回再認識しました。目の前に広がる壮大な景色を全身で感じることが最大の目的なのですから。

散々遊んで、弾丸旅行を終えて、家に着いたのが翌朝の6:30。

帰ればさっそく家族の朝食作り!という家事が待っていましたが、気力たっぷりにおにぎりと味噌汁を作りました。やればできるものですね。(笑)