贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

便秘によるダイエットへの影響は?お通じがあると痩せやすい理由

便秘の人は痩せにくい。お通じがあると痩せやすい。食事は「身体へ栄養素を入れること」。排泄は「身体の老廃物を体外へ出すこと」。
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今日は、お通じがあると痩せやすい理由についてお伝えします。一見関係がないように見えますが、お通じを意識することはダイエットの近道だったと身をもって体験しました。
 

便秘って何?

《日本内科学会の定義では》
便が3日以上出ていない
毎日出ていてもスッキリしない

入れたものは消化吸収、代謝(燃焼)という過程を経て不必要になったものは排泄されます。それが身体の仕組みです。

便秘になると痩せにくい?

残念ですが、痩せにくくなります。その理由は一言でいうと「身体の機能が落ちるから」。

「老廃物が腸の中にためっぱなし」=「生ものが常温の状態で置きっぱなし」と同じこと。

ちょっと想像して見てください。牛乳やお肉魚など、常温のところに置きっぱなしにすると腐っていきますよね。腐ると形が崩れていきますし、腐敗臭もしてきます。

適切に排除しなければ、毒素を産生していってしまうわけです。

毒素が増えたらどうなる?

身体の中の状態を想像すると、便秘によって老廃物が毒素を産生し始めると、血液が汚れます。血液が汚れると酸素栄養を行き届かせる妨げになります。それは肌のキメを奪い、肌をくすませます。

また腸の代謝能力が落ちます。代謝」とは脂肪をエネルギーに変える仕組み、メカニズムそのものです。

ダイエットとはこのメカニズムを円滑に働かせて利用するしかありません。ですから、脂肪をエネルギーに変える力そのものを低下させてしまう便秘は、「ダイエットの妨げ」そのものなんですね。

せっかく食生活を整えても、効果的に栄養素が活用されなくなってしまい、「努力しているのに痩せないサイクル」を作ってしまうのです。

私は便秘との戦いだった

便秘について語ろうとすると自然と力が入ってしまいます!なぜなら本当に便秘で苦しんでいたからです。

苦しむというよりもう、私に毎日お通じがあるなんて「そんな生活絶対手に入らない!」「私には無理!」と諦めてさえいました。

3日以上出ないのは当たり前。お腹が苦しくて身体の不快感が常にある。下腹はぽっこりしていて、スッキリしない。肌はくすんで色が悪い。透明感がない。

かと言って、薬で上手くコントロールもできない。効きすぎて下痢になることもしょっちゅうだし、かと言って対人関係の仕事をしていることもあり、仕事中に行きたくなったら困ります。

下剤は必要な腸内細菌も洗い流してしまう副作用があり、やはり人工的にやるより自然な排便を心がけたいもの。

もうね、便秘は悩みのタネの一つでしたよ。だけどこうやって苦しんでいる女性は普通にたくさんいるものなんです。

男性に比べ女性は下肢の筋肉量が少ないので、それだけ体温も下がっており、その循環の停滞した状態が便秘を助長するんですよね。

ですから、まぁ周りの友人を見渡してみてもたくさん便秘の人はいるわけですから「便秘で辛いのは自分だけじゃないし」という変な仲間意識も相まってしまっていました。

全然便秘解消に向けて取り組んだりしてなかったんですよね。

ミニマリストになったおかげで解消できた

断捨離をした時ってすっきりしますよね。そのすっきり感を身体が「気持ちいい」と感じ始めた頃から、便秘解消の意識が高まって行きました。

いろんな便秘の解消にはいろんな方法があります。「何を食べたらいい」と定義している本もたくさんありますが、結局はどの薬が効くか人それぞれ違うように、何をすればいいかも人によるのではないかと思っています。

米食、キャベツの千切り、ココナッツオイル、納豆やキムチの発酵食品を食べる人。下半身の筋力トレーニングやウォーキング、半身浴で下半身を温め、血流を促すことで腸の機能を高める(動きをよくする)人。

サプリやお茶の機能性食品を取り入れる人。様々です。自分に見合った方法を気長に探すことが大切です。

ちなみに私の方法は、この900gの野菜と玄米、あとは温かい水分をしっかり取ることです。

ダイエット中に関わらずお通じは毎日あるに越したことはありません。便秘を侮らず、意識を向けて見るところから取り組んで見ると、体は必ず応えてくれると思います。