贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

何から捨てていいか分からないあなたに贈るスモールステップ。

「何から捨てていいか分からない」。捨てるにはどうしたらいいんだろう。今日はそんな方に小さな、だけど確実なスモールステップを贈ります。

私も何から捨てていいか分からなかった時から、本を読んだり実践したり、時々失敗したりして、何年かかけて今の暮らしに辿り着きました。

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一歩ずつ、前へ。

もちろん、未だその途中にはいます。だけど捨てることに悩む時期は通り過ぎた・・ような気がします。

今は捨てることが、寝る、食べる、排泄する、くらい自然にできるようになりました。

これは、性格、とかは全く関係ないと思います。ただの「コツ」であり毎日の「積み重ね」だけの話。だから絶対誰にでもできます。

ちなみにスモールステップとは大きな目標ではなく、目標を細分化して、小さな成功体験を積み上げる方法のこと。そうすると大きな目標に到達しやすいです。

高いところにゴールがあるように見えて、どうやったらあんなところまでいけるんだろう?と考える時。

私は昔から「ゴールに繋がる階段を見つけよう」と考える習慣がありました。どこかで後天的に身につけたのだと思いますが、思い出せません。

誰かに教えてもらったのかもしれません。

必ずゴールに繋がる道があり、それは階段状で、一歩一歩登っていくことで到達できるのだ、という考え方。

その階段一段一段が、今思うとスモールステップだったのだと思います。
 

どんな未来が欲しい?

どんな暮らしを思い描いていますか?どんな未来が欲しいですか?

正直に言って、何も捨てなくても命に関わるわけでもないし、生きていけます。これまでも生きてこれたしこれからも生きていけると思うのです。

だけど捨てたい、と思った。なんとかしたい、と思った。その理由はなんでしょうか。あなただけが知っている「理由」があるはずです。

私が片付けをする理由は、たくさんありますが、すごくざっくりというと人生をよりよくしたいからです。

人と仲良く暮らしたい。(家族・親族・同僚・友人など)健康で在りたい。暮らしに愛情と満足感を感じたい。安心して暮らしたい。大切なお金を、守りたい。

そのために片付けが効果的だと感じているので続けています。

まずは思い描くことです。そして紙に書くことです。紙に書くことは思考を頭の外に出すこと。簡単ですが侮れません。

まずはゴールを設定します。

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幸せな気持ちで生きて生きたいなー。

達成をつくるスモールステップの例

昨日やかんを磨いたのですが、この時の私の思考回路から、ゴールにたどり着くスモールステップを簡単にお伝えします。

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1.やかんが汚れているから、綺麗にしたら気持ちいいだろうな。気持ちが上がるだろうな。
この太字が私の欲しい結果です。

2.こんなに汚れているけど大丈夫かな。どうすれば綺麗になるんだろうか。どんな洗剤を使えばいいのかな。
スモールステップを探っています。階段の一段一段を探る作業です。やかんの焦げ付きを落とす方法を知り、道具を揃える。それが次の段階です。

3.やってみよう。
方法を知って、道具を揃えたところでやっと実践に移れます。

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重曹と酸素系漂白剤を使って熱湯で浸け置き。

4.うまく焦げが取れないな。他に方法ないかな?
途中でつまづいたらまた違う方法を模索します。

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浸けおきだけでは取れず、磨いてみました。

試行錯誤しています。階段は1段飛ばしではいけません。確実な一歩を自分で見つけ出し、前進させます。

5.出来た!

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思い描いた結果を手に入れることができる。

思い通りの結果を手にするまで、一歩一歩階段を昇って生きます。そうすると必ず手に入れることができます。

このとき手に入れたものは「綺麗なやかん」だけではありません。

「スッキリした!」という気持ちと「私に出来た!」という素敵な感情、成功した!という体験です。

片付けは孤独な作業です。孤独だけど自分と会話する豊かな孤独時間です。

本やブログからヒントをもらうことも大切です。何より大切なポイントは足を踏み出せる次の一歩を見つけて、昇っていくことが必要です。

「捨てる」話に戻ると

このことから、部屋を綺麗にするためにまずできることはゴールをイメージすること。それからそこに向かって捨てていく、という順番になります。

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気持ち良いゴールを想像して、一歩ずつ前へ。

そして何から捨てていくか、というと「捨てやすい」「簡単なものから」ということになります。

もっというとあまり考えることなく、悩まずに捨てられるものから捨てます。私は以下の3つだと思っています。

・ゴミから捨てる

破れたものや、賞味期限、消費期限の切れたもの、壊れたものなど明らかに使えない、着れない、お役目を果たしたモノから捨てていきます。これは悩まなくてすみます。

・たくさんあるものを捨てる

たくさん持っているペン、複数あるタオル、劣化した靴下、などたくさんあるものを捨てて量を減らします。

・好きではないものを捨てる

見ていて好きではないもの、は感情が動きません。逆に好きなものは「きゅん」っとします。好きではないものを捨てていきます。

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一歩ずつ一歩ずつ。大丈夫。

逆に捨てるのが難しいモノって?

先ほどやかんを例にあげて、説明しましたが、やかんを磨くという行為は、汚れを取り除くだけの行為なので、さほど悩みません。

人が捨てるときに悩むのは、そこに付随する「感情」や「こだわり」を手放すことが難しくて悩みます。

はじめはそのようなモノには手を出さない方が片付けは進むでしょう。私はなんども片付けの最中に寝込んでいます。(悩みすぎて疲弊して、フリーズしてしまう。)

自分では捨てられないものでも、人のモノなら捨てられる、というのは人の持ち物は自分の感情をかき乱されることが無いからです。

私にとってはただの「本」でも、持ち主にとっては「大好きなあの子からもらった大切な本」だったりします。

ただの「指輪」ではなく「おばあちゃんから形見にもらった大切な指輪」だと捨てるのに時間と労力を必要とします。(心を整理するからです)

まずは、感情的にならずに簡単に捨てられるものから捨てることがオススメです。それが片付けの始まりなのかもしれません。

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この記事は、いつも親しくしてくださるはてなブロガーの夏生さんのコメントを見て、書こうと思いました。

そのコメントには「何から捨てていいか分からない」とありました。そのコメントを見て、微力ながらお役に立てたら、との気持ちです。

いつも記事を読んでくださって、楽しんで訪れてくださってありがとうございます。この記事が夏生さんを始め、だれかのお役にたてば嬉しいです。