贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

レオ・バボータ【減らす技術】を読んでモノを減らしました

アメリカ人ミニマリストレオ・バボータ。彼の本はモノを減らす方法が具体的に書かれていて、とても参考になります。

私は引越しの時にこの本をくまなく読んで、参考にしながら自分のモノを減らして(捨てて)いきました。

レオ・バボータ著「減らす技術」

レオ・バボータ著「減らす技術」

おかげさまで引越しの時にはダンボール数個(+トランク2つ)程度までモノを減らすことができました。

レオ・バボータは作家でもあり有名なミニマリストブロガーでもあります。なるほど納得、言葉で人を動かす(影響を与える)力のある言葉だらけでした。
 

生産的になるには

人生はシンプルなほどいい。

「大切なこと」だけに集中して、それ以外は取り除く。
これだけで
あなたの毎日は楽しくなる。
ストレスだって減る。
さらに、今よりも
ずっと生産的になれる。

 この「シンプル」という言葉。それがとても難しく、難解で、モノに溢れていた時期、自分はどこから手をつけていいか、全くわかりませんでした。

だけどこの「毎日は楽しくなる」「ストレスだって減る」「生産的になれる」。これはぜひ欲しい!手に入れたい!と強く思いました。

この「捨てる作業」というトンネルの向こうには希望があるのだ!と思わせてくれました。

モノがたくさんあった

道を阻む岩のように。モノがたくさんあった

シンプルの底力

余分なものを
減らして
シンプルにする。
たったそれだけのことに、
途方も無い底力が
潜んでいる。

 余分なものを減らす。ただそれだけのこと。それに集中するだけ。人には顕在意識と潜在意識があり、人はたった3%の顕在意識しか使えていないそうです。(開発したりトレーニングすればまた別でしょうけれど。)

この「途方も無い底力」という言葉に「潜在意識」を重ね合わせて読んでいました。捨て続けた先には、新しい自分との出会いがあるのではないかな?

そんな風に感じてわくわくしたのを覚えています。

シンプルテクニック

もっとできると
わかっていても、
できる限り簡単なものを、
ほんの少しから
はじめる。

 少しずつ捨てていくことが大切だということが優しく書かれていました。気負わずに。急がずに。

レオ・バボータは決して人を焦らせるようなことは言わず、難しいことも言いません。その理由は最後に分かります。

とにかく重い腰をあげてみた!

とにかくとりかかる

小さければ小さいほどいい。
その分達成しやすくなる。

 捨て方が分からない時。迷いだした時。本やブログを読んで私は自分を奮い立たせたり、方向性を確認したりします。

だけど本を読んで納得しているだけではダメなんですよね。自分の人生にある多大な不要なモノを!自分の力で捨てていかなければいけない。

そう。とにかくとりかかるのです。やり始めること。

物欲との向き合い方

衝動は波のようなもので、
やって来ては去っていく。
そのひと波を
乗り越えればいい。

 「欲」というのは波のようなもの。その通りですね。テレビやネットや電車のつり革広告なんかを目にしたら途端にそれが欲しくなる。刺激され、それに反応した、ということです。

だけど、時間を置くとその波はスーッと消えて行きます。それを知っていること、が物欲の乗り越え方なのでしょうね。

それでもやっぱり欲しいもの。忘れられないもの。は本当に必要で欲しいものなのかもしれません。

波(物欲)を静かに見つめることは買わない暮らしのヒントになりますね。

エネルギーを蓄える時間

朝と夜は力を発揮してくれる。
エネルギーをスーパーチャージすると同時に、
心をすっと落ち着けて
おだやかさを取り戻してくれる。

 特に1日のうちで大切にする時間があるとするならやはり、朝と夜だそう。1日を振り返りリセットすることは大切です。

特に「捨てる」作業の最中には。日々の自分の「捨て努力」を褒めて。ゴールが遠かろうと「前進」を認めて。

そうして歩みを止めないことが大切ですね。

少しずつ続けて、取り組んでいる自分を褒める。

一番大切なこと

何もかも
やろうとしては
いけない。

ゆっくりと
少しずつ

レベルを上げていこう。

 なぜ、レオ・バボータが焦らせずゆっくりと励ますような言葉をちりばめたのか。私が最後に感じたことは、

「捨てる作業に終わりはないから」。

ここは終わった!そして次の場所へ。

程度の差、こそあれ。捨てる作業は死ぬまで続きます。きっと。

この本を読んで成功した!自分はできる!という体験を得れれば、きっと捨てる作業は楽しくて新しい自分と出会える作業、になるでしょう。

逆に急いで挫折してしまったら、「捨てる苦痛」を感じてしまうかもしれません。

捨てることに慣れていなくて、どうしていいか右も左も分からなくて、だけども現状を打破して行きたくて、変わって行きたい!と思われるなら、この本は超おすすめできます。

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ぜひ、レオ・バボータの本を手にとってみてください。私は大変参考になりましたし、何より励まされました。捨てては読んで、捨てては読んで、の繰り返し。

私もこれから何度も読んで参考にしていくと思います。