贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

モノが少ないから「癒し」がすぐに手に入る【暮らしのヒント】

疲れたら癒し(そしてリラックス)を求めて近所の温泉に行く。エステに行く。カラオケに行く。そんな風に家の外に癒しを求めて生きている時期がありました。

もちろんそれらも大好きです。時々は素敵です。

だけど、昔の私は、家の中にいるストレスから解放されたくて・・という側面が強かった気がします。

朝の光で眼が覚めるから、目覚ましはいらない。

朝の光で眼が覚めるから、目覚ましはいらない。

大がかりなダウンサイジングを済ませ、ひとつひとつ痛みを伴いながら、労力をかけながら、時間をたくさん使って、お金も使って。

捨て切ったあとは、家で過ごすことが一番癒されること、になりました。
 

カーテンがない暮らし

現時点で、我が家のリビングは遮像カーテンのみです。上の画像は本日の私の起きた瞬間に目にした光景です。

この方が光がよく入り、光を通し、カーテンが白からグレーの柔らかいグラデーションカラーに変化します。

あまりにも美しかったので思わず写真を撮ってしまいました。そのままふとんの中で10分くらい物思いにふけります。

この時間が一番好きです。眠りから覚めて十分に充電された自分の軽い身体と、まっさらな朝に、感謝と幸せがこみ上げてきます。

私はリビングの片隅にふとん敷いて寝ています。我が家は2LDKなのですが、元々は3LDKでした。

壁を取り払って2LDKにした物件、だからリビングは広々です。

収納棚がない暮らし

私は空っぽの空間を100%と捉えており、モノを配置することで空間が減ってしまう、と考えています。

そんな私にとっては、モノを置くことはプラスではなく、マイナス、なのです。だから本棚はありません。収納棚もありません。食器棚もありません。テレビ棚もありません。

それらのモノは備え付けの棚の中にしまっています。テレビは床に直置きです。私には備え付けの収納棚の中に収まるだけの分量しか持つことができないのです。

それでいいと思っています。ものが少ないだけで、癒し空間になります。

埃のない暮らし

モノが少ないから掃除がしやすいです。埃は生活している限り出続けますが、それでも毎日拭き掃除をしているから、雑巾もさほど汚れません。

普通の雑巾を末長く使っています

普通の雑巾を末長く使っています

朝起きて床拭きをします。今の季節では汗がじんわりと滲んできますが、それが気持ちいいです。床拭きが終わるとまたひとつ空間が透明になる気がします。

朝の拭き掃除は、清浄な空気をよりクリアにしてくれます。

お気に入りの丸テーブルに座って過ごす朝

▼ちなみにこの丸テーブルは13年使っている我が家の愛用品です。休日の私は朝からしっかりとヨガをします。床掃除もヨガの一環です。だから朝一番に着替えるのはヨガウェア、になります。

▼ヨガウェアはたった1着しか持っていませんが、十分です。

いい香りで空間を満たす

五感に刺激を与えてくれる「香り」が私は大好きです。今一番のお気に入りは「菊花線香」。除虫草、薄荷(ミント)、除虫菊が主原料のベージュ色の蚊取り線香です。

▼京都で買った猫の蚊取り線香は夏のお気に入りアイテムです。「野焼き」の香りが祖母の田舎を思い起こしてくれて懐かしいです。

そして、立ち上る煙の曲線美が新体操競技のリボンスティックを見ているようで、うっとりしてしまいます。

やっていることはシンプルです。床を拭いて、布団をたたんで、蚊取り線香を焚く。

お金を使わなくても、外に出かけなくても、これだけで癒し空間が手に入ります。 

▼来て読んでくださり嬉しいです。
にほんブログ村 にほんブログ村へ
お気持ちのクリック、ありがとう▲

清潔でモノの少ない空間は、心を解放し、自由にしてくれます。気持ちいいです。モノが少ない、というだけで、精神的な満足と充足を得ることができます。

今日はあまりにも朝の光が美しく癒されたので、それを皆さんと分かち合いたいと思って記事にしました。

いつも来てくださり、読んでくださって、本当にありがとうございます。