地曳いく子さんと山本浩未さんの対談風の本「大人美容」を読みました。ミニマムな美容のヒントが手に入ったらいいな、と思ってこの本を手にしたのです。
もう、デザインがただただ可愛い。この本は40才を超えた女性が、始めることと、やめること、が書かれています。
カリスマスタイリストの地曳いく子さんとヘアメイクアーティストの山本浩未さんの対談形式で展開して行きます。
この本の内容を簡単に言うと、過去自分がやってきた美容方法や美容小物、美容アイテムを見直して、不必要なものは捨てていこう、という提案、です。
40才にさしかかった私たちにとっての「大切なもの」を厳選しよう。必要な手間暇をかけよう。」
そんな内容なので、ミニマムな暮らしをしている私にとって、参考になることばかりでした。
この本を読んで、そういえば、自分が年とともに大切にしているなーと改めて気づかせてもらえたことがたくさんあります。
その中で今日は私が「始めたこと」を2つお伝えします。
古い美容知識をデトックスしよう
年代に応じた美容知識、があります。例えば、一番わかりやすくいえば、眉毛の流行がそれにあたりますよね。
その時は流行っていたも、時代が変わると「昔の顔」となってしまいがち。
なのでまずは古い美容知識はどんどん手放していくことが大切だと言っています。
ちなみに私はカリスマスタイリストの地曳いく子さんの辛口な物言いが大好きなのですが、この帯をみて、またしても笑ってしまいました。
「若い頃は"美人が勝ち、ブスは負け"っていう辛い絶対法則があったけど、そこに下克上が起きるのが、大人世代!(地曳いく子)」
出典元:宝島社「大人美容」地曳いく子、山本浩未(帯より抜粋)
ノーカラーアイシャドウを使う
アイシャドウといえば、カラフルに瞼を彩るアイテムです。その色も種類も数え切れないほどありますよね。
昔はよくピンク系やパープル系を使うことがありました。グリーン系やブルー系は似合わないと判断して使ったことはありません。
30代後半になってようやく無色の素晴らしさに目覚めました。それまではベージュ系カラーが自分の目には全くとまっていなかったのです。
30代後半に入ると、肌に色を乗せることよりも、肌ツヤをいかに引き出せるかが大切なような気がします。
メイクで欲しいものは「顔色の良さ」であって「流行顔」ではないのですね。
色味よりツヤ感・立体感が大切。まぶたの皮膚は柔らかくて粘膜に近いので、こういうパウダーの光で生っぽさや潤いを演出すると、色っぽいニュアンスが生まれる。
出典元:宝島社「大人美容」地曳いく子、山本浩未(P85より抜粋)
自分の香りを大切にする
私が40才近くなり、まず大切にし始めたことは自分の香りを持つこと、でした。
去年の誕生日から使い始めた香水は、付けるだけで素敵な気持ちにさせてくれる、瞬時に自分の気持ちを上げてくれるアイテムなのだと、使って初めて気づきました。
私はそもそも香水が好きではありませんでした。街中(満員電車、エレベーターなど)で香水つけた人から発している匂いが嫌だったのです。
今思うとその不快感は、香水をつけ過ぎている時に起こります。「浴びるほど香水をつけている人」が苦手だったんです。
だけどそれとは別に、大好きな友人の髪が揺れる時、立ち上がる時などに、時折ふわっと香るいい匂いに惹かれることがありました。
その場合の香水のつけ方は「控えめで少量」「人に嗅がせるためではなく、自分がいい気分でいるために」というその人柄が出ているように思えました。
香水は「つけ方が大切」なのだとその時思いました。「いい気持ちで過ごしたい」という気持ちが。
〜大人の香りについて考える〜
「香り」はキレイの印象を作るのに大いに役立つものですが、間違うと「匂い」になってしまうこともある諸刃の剣。基本的には、つけすぎに注意すれば失敗は防げます。
出典元:宝島社「大人美容」地曳いく子、山本浩未(P158より抜粋)
まとめ
香水もアイシャドウもいらないといえばいらないです。ただ、モノを少なくするだけなら、本来必要ありません。
だけど、自分を気持ち良くさせてくれるアイテムなので厳選して大切に使っています。
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大人美容とは年齢に応じた自分に必要なアイテムや方法を見極めるヒントがたくさん載っています。40才にさしかかった頃から読み始めると参考になると思います。