あなたがミニマリスト、シンプリスト、そうでなくても断捨離実践中の方であれば、ベストセラー作家であるドミニック・ローホーの本は手に取ったことがあると思います。
今日はフランス人でありシンプルな暮らしに精通されているドミニック・ローホーが大好きで、彼女がおすすめしている「しないことリスト」を自分で作って実践しております。
ようは無意識でやってしまうことの断捨離。行為の断捨離と言いましょうか。ドミニックローホーは自書の中でこのように言っています。
したくないということをしないということは、好きなことするというのと同じくらい大切
したくないことをいくらかでも取り除くということは、今以上の幸福へとつながる
この一文を読んでから、私は長い長いリストを作りました。これはやらない!と私が決めていること。断捨離した行為。
すると随分時間は増えて、ストレスは減って、気持ちが穏やかになりました。あ、お金も増えてます。
その中から今日は3つシェアさせていただきます。
楽しいお酒を飲むために!家では飲まない
家でお酒を飲んでいる時期がありました。仕事が終わってビールや酎ハイなどの簡単なものを、1本、とか。
そうするとお酒を飲むのが普通になってしまい、楽しさが半減してしまいました。
そんなのもったいない。だから家では飲みません。
お酒を飲む楽しさを取り戻すため、家で飲むのをピタリとやめたら、外でお酒を飲む時間が特別でスペシャルな時間となりました。
私はフレッシュな果物のお酒が好きです。年に数回の外食の機会は、食べ物に合わせて、また人に合わせていろんなお酒を楽しんでよいことにしています。
時にそれは昼間から1杯の小さなシャンパンをいただくことでもあります。そんな世間様の流れからはみ出したような主婦である自分の行為を。ゆったりとした時間を。愛しております。
家で飲まない、となることで外食が楽しく、家では「家事をする時間」「自分のために考え事をする時間」「夜にヨガをする時間」が増えました。
これにより、家では、片付けをしたりお風呂にしっかり浸かったり、自分の気持ちについて紙に書き出したりすることの方が、心地良い、とわかりました。
もちろんお酒を買わないおかげで、その分お金も貯まります。
それ以上に買い物量も減るしストック場所も取らないし、もちろん「空き缶」というゴミも出ません。それが一番嬉しい。
銘柄やブランドを決めない
服も化粧品も食べ物、調味料も、ブランドや銘柄にこだわらず、その時の気分で決める。なんでもオッケーとして見ると。とっても豊かな気持ちになれます。
自分の心は常に変化している、その旬な自分に率直でいるように。例えばオーガニックなものが食べたいこともあればジャンキーな気分の時もあったり、なんかして。
もちろん、好きすぎて何年も使い続けているアイテムもあります。気づけば手が伸びるアイテムが。
だけど人は変化しているから。「惰性や慣習に」なってしまってないか。「こうでなければならない」と思い込みを自分に課していないか。
いつも自分の心に聞いています。つまり自分で自分を「制約」していないかな、と。
私にだって串カツにソースたっぷり、な気分だってありますし(最近は二度づけオッケーなお店もあるそうで)プチプラの服を着たい買いたい時もある。そして伝統あるメーカーのストールをまといたい日だってあります。
老舗ストール×プチプラ、のコンビネーション。ファッションに正解がもしあるのであれば。きっと「好き」「心地良い」という今の自分の感覚と、ぴったりマッチしていること、なのでは!
そんな自由さを愛しています。
習慣に振り回されない
自分の習慣、ルーティンは間違いなく大切。だけど習慣に「振り回されないように」しています。
例えばお肌の話。季節によって、天候によって、自分の疲れ具合によって。
保湿を求める状態があり、美白を求める状態があり、優しさを求める(刺激を避ける)状態があるので、毎日保湿(化粧品をつける)という習慣は手放しました。
私、保湿剤さえ、何にも、なーんにも!つけない日、があるのです。つまり洗いっぱなし!
そうすることで、顔がつっぱってから、じんわり自分の内側から皮脂が出てきてしっとりしてくる感覚を味わえる。
そうするとすごい!自分の肌!自然になんとかしようというこの自然治癒力!感動します。
中学生になる娘のお弁当習慣もそう。娘が「お友達とコンビニに寄って、昼食を買って行きたい。」と求めてくる時には。栄養面やら経済面やら思うところがあったとしても。
時々はいいじゃないか。きっとそれが娘にとっては楽しかったりするわけだから。
買い弁(お弁当を買っていくことをこのように表現するそうです。)しなよ。と、お金を持たせてお友達とコンビニに行かせることもあっていい。
▼あなたのお役に立ちますように
いつも読んでくださりありがとう▲
やらないことを決めるメリット
やらないことを決める。結局これってどういうことなのかというと、「自分の気持ちを大切にする」「自分の感情を最優先にする」ということなんだと分かります。
だから時にそれは世間一般から見ると正しくないかもしれない。常識はずれなのかもしれない。もったいないかもしれない。だけど自分自身は楽しいんですよ。
だから私は自分の「やらない。」を大切にします。自分が心地よく過ごすために。そんなことを、私はドミニック・ローホー著「シンプルリスト」から学びました。
私の「やらない習慣」がどなたかの参考になればとても嬉しいです。