異常気象による命の危険すら感じるこの夏。水分をしっかりと摂ることはダイエットだけでなく体調管理にも繋がります。生きる上での基本中の基本「水を飲むこと」。
なぜ水を飲むことがダイエットに繋がるのでしょうか。ミニマリストの観点からお伝えします。
ミニマリスト的水を飲むメリット
水を飲むと身体の機能がアップするよ!
水は身体の潤滑油。持って生まれたこの身体の機能を存分に発揮するためには水が必要です。
身体を森に例えてみます。イメージしてみてください。森を流れる川に水量がたっぷりあって、スムーズに流れていて、濁りが無くて透き通っている。
その水が川の流れに伴って、川の周辺に生息している樹々や植物に行き届いている。だから一本一本の木は幹が太くてグーンと枝葉を伸ばして生き生きとしている。だから深緑の森全体が瑞々しく、生命力に溢れている。
このように、十分な血流が体内を巡ることで自分の身体を生かすことができます。
体内とは、各臓器のこと。(具体的に言うと、脳、腎臓、目、耳、鼻などの感覚器官、肝臓、膵臓、胃、腸、食道、骨、筋肉、脾臓、膀胱、生殖器、皮膚などなど)
脳を十分な酸素栄養を備えた血液が巡ると思考力、忍耐力、精神力、バランス感覚、などの機能が十分に発揮されます。腸では消化吸収作用がアップします。腎臓、肝臓、皮膚では排泄機能がアップ!
逆に水分不足だと各器官の機能がダウンします。元気のない森、と言ったところでしょうか。水を飲むと言う簡単なことなのですが、自分を生かすミニマリストにとっては、とても大切なことなのです。
水を飲むことでのダイエット効果10個
水を飲む習慣を持つと様々なメリットがあります。ざっとあげてみます。
美肌になる
水分不足だと唇がカサカサしてきたり肌に元気が無かったりしてきます。水分がしっかりと取れていると細胞の隅々まで酸素栄養が行き届き、瑞々しさが戻ってきます。
代謝が上がる
代謝が上がるとエネルギー消費量が増えます。脂肪がエネルギーに変わることを助けてくれます。
血流がアップする
水分を摂ることで血液量が増えます。要は川の水が増えると考えると分かりやすいかもしれません。水分量が増えると血液の巡りを助けてくれます。
血液がサラサラになる
水分が少ないと血液はドロドロし、全身の細胞に酸素栄養が行き届きにくくなります。シェイクを飲む時(ストローで吸う時)、結構力がいりますよね。でも水をストローで吸う時、そんなに力はいりません。
サラサラの血流は血管内を簡単に流れて行きます。血流に乗って、酸素栄養が行き届きやすくなります。
リンパの流れが良くなり老廃物排出アップ
リンパ管は血液中の老廃物を回収してくれる器官。リンパ液も増えるので、老廃物排出力も高まります。
汗としても老廃物が排出される
汗として排出されるのは3%程度と少量ですが侮れません。
酸素栄養が細胞に行き渡る
人は60兆の細胞で出来ています。人の組成の60%が水分です。60兆の細胞に酸素栄養が行き渡ると、全身がみずみずしくなります。
むくみが改善される
代謝が進み、老廃物が排出されることでむくみが改善され、スッキリ!します。
便秘が改善される
便がほどほどに柔らかくなり自然な排便を助けてくれます。
疲労回復になる
老廃物(疲労物質)の排出によって、疲れが取れます。
一言で言うと
「血流が良くなって、酸素栄養が行き届く」そして
「老廃物(体内のゴミ)の排出が進む」
だから
「身体の中がスッキリキレイになる!」
水中毒に注意!
水分を摂りすぎると体内のミネラルバランスが崩れてしまいます。季節や運動量、環境にもよりますが、適量を少量ずつ飲むのがいいと思います。
学生時代に身体の仕組みを教えてくれた先生が、水中毒になった話を聞かせてくれました。
水中毒(身体のミネラルバランスの崩れ)が起こった時、頭痛と動悸、あと目の前が真っ暗になったと。貧血の症状に似ているのですが、その先生は男性で貧血ではなかったんですよね。
確かその夏も猛暑で、先生はしっかりと水分摂取を心がけておられました。その先生は60才代でしたので、そもそもの身体自体の適応力や予備力が落ちていたことがベースにあるとは考えられますが、「水は飲めば飲むほど良いわけではありません」!。
レモン水ダイエットとか白湯ダイエットとか機能性健康食品としてのお茶を飲むとか、水を飲むにもいろんな方法が提唱されています。
まずは難しいことを考えずに「常温の水」を少量ずつ意識して飲むことから始めてみてください。誰でもすぐに始められます。