贅沢ミニマリスト

「彩透(さいとう)いろ」の小さな暮らし

モノを持たないミニマリストでも水の備えは必要でした

今日も震度3の余震の中、変わらない生活を繰り返しています。おさまったかな、と思った頃にまた揺れる。揺れたと思ったら、すぐにおさまる。その繰り返しです。
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成人に必要な1日3リットルの水。これを3日分準備しました。「とりあえず」の3日分。これは常日頃から必要不可欠な安心のための備えだったと、やっと気づきました。
 

地震情報」「地震履歴」を毎日見るようになりました。新しい習慣です。今日だけでも北は茨城県、南は沖縄県で7回地震が起こっています。

震度1から3程度であっても、地震地震。自分達にできることをやって、備えて。あとは受け入れるしかありません。

村上 春樹さんの2番目の長編小説「1973年のピンボール」の中で、水にまつわる印象的な場面があります。

「ねえ、誰かが言ったよ。ゆっくり歩け、そしてたっぷり水を飲めってね」

これはバーテンダー「ジェイ」が、迷い、傷ついている青年「鼠」に対してかけた、温かい励ましの言葉です。

これを読んだ時、自分の足でゆっくり歩いて、たっぷり水を飲んでいれば、とりあえず悪いことは起こらない気がしました。

静かに状況を俯瞰して必要なことを着々と進めることだけが、今の私たちにできることですね。

今日も変わらない一日が過ごせたことに感謝です。