モノが少ない家には、スペースがあります。モノが無い代わりに空間があるのです。私はその空間をとってもとっても愛しています。
ここで私たちはなんでも出来ます。何にでも活用できます。このリビングは私たち家族のコワーキングスペースです。
コワーキングスペースって?
街にはコワーキングスペースがたくさん出来ていて、その言葉を耳にすることも目にすることも増えてきました。
ワーキングスペースというと、仕事をする場所、です。
小中学生にとっては「学習机」がそれにあたるでしょうし、私たち主婦にとってはリビングテーブルがそれにあたるかもしれません。
コワーキングスペース、という風に「コ(co-)」が付くと、共同で仕事をする場所、という意味になります。
コラボレーション(共同して制作する)やカンパニー(会社・仲間)もco-が付いていますね。
関西でも駅中看板や、電車のつり革などにもコワーキングスペースの広告をよく目にするようになりました。需要があるのでしょう。
我が家のコワーキングスペース
もちろん、私の愛するリビングです。それぞれが好きなときに好きなことをする。
それぞれが自分の時間をひとつの場所で持つことはたくさんのメリットがあります。
家族全員の
・表情が分かる
・感情が分かる
・今関心があることが分かる
・取り組んでいることが分かる
・助けられることが分かる
・助けてもらうことができる
・頼みごとができる
などなど。ようは協力ができるし、情報交換もできるし、話だって聞いてあげられるし聞いてもらえるよ!という・・便利なスペース。
ある日の我が家の過ごし方
私は今この家のタオル量の見直しをしているのですが、これは主に我が家のリビング(コワーキングスペース)で考え、悩み、奮闘しています。
▽タオル量の見直しの記事はこちらです。(スタート編)▽チャレンジ途中の報告はこちらです。(中間報告) タオルの枚数を減らそうと取り組んでいるのです。 もちろん家族の意見を反映させて、ストレスのないようにチャレンジ中。
リビングが風通しよく、みんなが自然と集まれるスペースであれば、いろんな意見交換ができます。
そんな風に私が考えている最中、娘は隣で中間テスト前の試験勉強中でした。
どれだけモノを置かれてもスペースがあれば大丈夫。片付けさえしてくれれば問題ありません。
「お母さん、googleで調べものする時ってさ、どう検索かければいいのかな?」娘は疑問に思ったことを自然と聞いてきます。
そんな時、私はお母さんから、先生へと早変わりします。
「そういう時はこうやったらいいよ〜」なんて、複数で過ごすので誰かしらが手助けすることができます。
そんな風に、私が古い捨てるタオルをチョキチョキと切っている(掃除用)横で、娘は調べものに熱中していました。
そんな2人の様子を見た夫は、食器を洗いながら(えらい!)「暑くて疲れたから夕方まで寝るけど、その後買い物行こうと思ってる。なんかいる?」
「ついでに郵便物を出してきてほしい。(私)」
「勉強終わったらアイス食べたい。(娘)」
なんてお願いができるし、夫の状況が良くわかる。疲れているのね。と。
みんなが自分の用事を持ち込んで、広いスペースのそれぞれの場所で、自分の用事や関心ごとを話したり、相談したり、頼んだりできる。
そうすると・・トラブル(ケンカ)にならない。何を考えているのか分かる。とっても効率的!
何にもないから生み出せる
何もない空間がひとつあると、みんなが集えます。集えると刺激を受けます。おかげで暮らしが円滑で楽しくなります。
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コワーキングスペースなんて言ったけど、もしかしたらこれは昔からの日本の居間での過ごし方なのではないか、とも気付かされます。
集える場所にはメリットがいっぱいです。